担保融資の魅力は借り入れ条件にあり!申し込み前にチェックすべき4か条

中小企業経営者や個人事業主の方の悩みのひとつが資金調達です。会社に必要な資金をどのように集めれば良いか悩んでいるという方はきっと多いはず。
そのため、急な出費が必要になったときにいつでも対応できるように資金調達の方法を知っておくと便利かもしれません。
そこで知っておきたいのが、資金調達方法のひとつである担保融資です。
ここでは、担保融資を検討している方のために、特徴や適切な業者の選び方などについて詳しく解説していきます。

担保融資とは?無担保融資との差は貸し手のリスク

担保融資は、不動産や有価証券など価値があるものを担保に設定し、貸主となる金融機関から現金の借入をする行為を言います。担保とは、借入金の返済ができなくなった際、返済金の代わりに貸主の手に渡るものになります。つまり、借金の返済がされないなど貸主が不利益を被るリスクを減らすために行うのです。

担保融資のメリット・デメリット

担保融資のメリットとして挙げられるのは金利が安いという点です。担保があるということは貸主のリスクが少なくなるので、金利は安く設定されます。
また、金利が安く設定されるため、返済期間も長期で設定できる点も担保融資のメリットです。

ただし、担保にできるものには条件がありますから、その条件を満たさなければ担保として利用することができません。また、担保の審査が行われるため、借入できるまでに時間がかかるというデメリットもあります。たとえば、不動産を担保にした場合、不動産の鑑定や登記手続きなどが必要になりますので一定の時間が必要です。
ほかにも、調査費用や事務手数料など費用がかかるのも担保融資のデメリットです。
さらに、返済の滞納が続けば担保にしたものはすべて失うというリスクも背負わなければなりません。

無担保融資のメリット・デメリット

資産を担保にするのが難しい、もしくは担保にするものがないのであれば、無担保で借入を行う無担保融資という方法が利用できます。
無担保融資のメリットは、審査スピードが速く、契約までの手続きも簡単にできるという点があげられます。
利用する金融機関によっては即日借り入れが可能なところもあるため、すぐに現金が必要な場合には便利です。

しかし、担保融資とは違い貸主が不利益を被るリスクが高くなるので借入額は小さくなり、金利は高くなります。そのため、返済不能になった借主は自己破産に陥る可能性があります。

担保の内容が大事!担保融資には2パターンある

担保融資を利用する際は担保を設定する必要があります。そして、担保にできるものは不動産と動産の大きく2種類に分けられます。ここでは、どんなものを担保することができるかを特徴と合わせて詳しく説明していきます。

不動産担保融資の特徴

不動産担保融資とは、土地や建物といった不動産を担保に設定し、査定で融資可能額を決める方法です。メリットとしては、金額の大きい不動産で融資額を決めるので、大きな金額を借入できることが挙げられます。不動産は確実性のある担保とされているので、高額融資を受けられる可能性が高くなるのです。

そのうえ、返済期間も長期に設定できますから、安定した返済プランを立てられるのも嬉しいところです。しかし、すでに担保として抵当権が設定されている不動産は、新たに担保に設定することはできません。また、住宅ローンを利用している家なども担保にはできないため注意が必要です。

動産担保融資の特徴

次に、動産担保融資ついてです。動産担保融資は売掛金担保融資(ABL)ともいわれ、株式や国債といった有価証券、機械や商品など幅広く担保として設定できるという特徴があります。
したがって、基本的に価値があり、なおかつ換金性に優れていると審査で判断されれば、動産担保融資は受けられるということですから、資金の確保がしやすいというメリットがあります。

また、不動産を保有していない企業であっても融資の申し込みができるため、資金調達方法の幅が広がります。
ただし、借入期間中は貸主が担保にしたものの状態がどのようになっているか確認する必要があるので、借主は担保にした動産の状況を報告しなくてはいけません。ですから、手間がかかるというデメリットが発生します。

売掛金担保融資(ABL)とファクタリングは何が違う?

資金調達の方法のひとつとして注目されているのが「ファクタリング」です。このファクタリングとは、自身が持つ未回収の売掛債権をファクタリング会社に売却することで資金を調達する方法です。

売掛金担保融資とファクタリングで違うのは、売掛金担保融資は売掛債権を担保にするだけなのに対し、ファクタリングは売掛債権を譲渡する必要があるということです。
つまり、ファクタリングは現金をもらえるが売掛債権は戻ってこないということになるのです。
ファクタリングのメリットは、手続が簡単な点です。ファクタリングは融資ではありませんから余計な審査をする必要がありません。したがって、現金化するまでのスピードは早いです。また、担保にする必要がありませんから、急な出費にも対応できます。
しかし、ファクタリングは手数料が高いというデメリットがあります。したがって、利用する際はいかに手数料を抑えるかがポイントになってきます。

担保融資はどこで受けられる?金利や審査スピードにも注目

担保融資を受けられる場所として挙げられるのが「銀行」「信用金庫」「その他の金融機関(ノンバンク)」の3つです。そのため、融資を受けるのであればこれらの金融機関の特徴を知っておく必要があります。ここでは、金融機関ごとの違いについて解説します。

銀行での担保融資

担保融資を利用する場合、金融機関を選択する必要があります。
利用できる金融機関のひとつが銀行です。メリットとしては、金利が安いため支払いが楽という点があげられます。しかし、信用金庫やその他の金融機関と比べると審査基準が厳しいというデメリットがあり、たとえ融資を受けられたとしても最大融資額が低く設定されることも多いです。

信用金庫での担保融資

次に、信用金庫です。信用金庫は、地域住民や地元の中小企業などを相互扶助する金融機関です。そのため、会員となって入会金を支払えば融資の申し込みができるようになります。
しかも、地元に密着した金融機関ですから手厚いサービスを受けられます。
ですが、信用保証協会の保証決定に時間がかかるうえに、融資を実行する時に信用保証料を払う必要があるためコストがかかります。

その他の金融機関(ノンバンク)での担保融資

最後に、その他の金融機関です。たとえば、消費者金融などがこれに該当します。
これらの金融機関を利用するメリットは、審査にかかる時間が短いため急な出費に対応しやすい点です。また、最大融資額が高いので、大きな金額を準備することも可能になります。とはいえ、銀行と比較して金利が高いですから、計画的に返済プランを立てる必要があります。

担保融資業者の選び方は?必ずチェックすべき4か条

担保融資を申し込む前に、担当業者が本当に信用できるかどうかを調べる必要があります。もし、悪徳業者を利用してしまった場合、必要以上の費用を払わなければならなくなるなどのデメリットを被る可能性があるからです。担保融資を利用する際に必ずチェックしたいポイントは4つあります。

1つ目が登録貸金業者かどうかです。金融庁のホームページでチェックすることができるため、利用する金融機関についてチェックしてみましょう。

2つ目は、法律で定められた範囲内の上限金利になっているかです。融資元本が10万円未満の場合、年利は20%です。融資元本が10万円以上100万円未満出会った場合、年利18%になります。融資元本が100万円以上になると、年利15%です。(※1)これを守らずに営業している金融機関は違法ですし、利用すると余計に金利を取られることになるので注意が必要です。

3つ目は金利についてです。金融機関によって手数料が必要になるので、いくらかかるのかをシミュレーションするようにしましょう。

4つ目は、申し込みから融資開始までの時間です。担保融資を利用ができても、必要なときに手元に現金がなければ意味がありません。計画的に資金を準備するためにも、時間がどれくらいかかるのか把握するようにしましょう。

担保融資は時間がかかる?申し込み前によく検討を

担保融資は無担保融資に比べ、借入額が大きいことや金利が安いというメリットがありますが、審査や手続きに時間がかかるため、欲しいときに現金を準備できない可能性もあります。迅速に資金調達をしたいのであれば、ファクタリングなどの方法もあります。自分に合った方法で資金を準備するようにしましょう。

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